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差額大きい商品が山ほどあるのに輸出ビジネスは儲からない?

ネット輸出入ビジネスを始められた初心者の方で売れた後、しばらく経っての感想は「全然手元にお金が残ってない」というのがとても多いですね。

eBayは手数料が月に1回後払い(ワンタイムペイメントがありますが)なので、「え、赤字?、輸出ビジネスは儲からない」ってなることがあります。


大体、ネット上での初心者の方の興味を煽るための実績報告がひどすぎます。

こんな感じのです。

160217.png

この画像に、今日は1ドル114円くらいですから、
目立つように「2,494円の利益!!」とか書いてます。
これを120円計算したらもっと大きな金額になります。


もう目を覆いたくなります。。。。。

こんな差額の商品は山ほどあるのですが、2つ問題があります。


ひとつはこの画像はアマゾンの画像です。
仕入れ(上)はできますが売れる(下)かどうかはまた別の話で、アマゾンに89.26ドルで「出品されている」ということだけです。

まだeBayの方が実際落札された画像を載せれるので信憑性があります。
しかしこれも初心者の人が出してその金額で売れるかというのは別問題です。

重要な2つ目。

「2,494円の利益!!」は嘘です。

「2,494円の差額!!」だったらまだいいですね。

雑誌の取材などたまに受けることがあります。
「売れる商品」「利益のとれる商品」を教えて欲しいとよく言われます。

ぼくは必ず「差額」などとして注釈に「手数料・その他の経費が引かれます。」
と載せてくださいといいます。

前にある雑誌で20個載せたいというので、「差額」にしてくださいとお願いしました。あがってきたゲラを見せてもらったら「差益」になってる。

修正お願いしたのですが「こっちの方が読者の反応がいいので」と言われたので、
「そしたらぼくの名前を出さないか、他の別の人に頼んでください」と言いました。

結局雑誌には別の人が出て、ぼくは仮名で出ました(笑)。


ぼくは養成講座の勉強会では必ず手数料の話をさせていただきます。

手数料を聞かれたときはアマゾン・eBayは約15%とお答えしていますが、手数料はとても複雑です。

商品(カテゴリー)によって、販売額によって、アカウントの状態によって違ってきます。

仮に分かりやすく前述のリールがフリーシッピングで売れたとしましょう。

まずアマゾン。
アマゾンの手数料はこちらで計算できます。


このリール、ASINコードは、B00BR8AV9E です。

個別発送すると、入金額は75.87ドル。
FBAだと、72.21ドルです。

eBayはこちらで。


初心者の方ですと、80.33ドルです(ストアにすると81.23ドル)。
eBayの場合これにPayPalの決済手数料が発生します。
受取額が89.26ドルなので、手数料は、3.9%+40円です。
これで76ドル台になり、だいたいアマゾンと同じくらいになるというわけです。

次にPayPalに入っているドルを日本の銀行口座に入れるとき、また手数料が発生します。

PayPal独自の為替レートで円に替えられます。今日で言うと1ドル110.994円です。
今日89.26ドルを日本の銀行に移したら、9,907円です。
(50,000円以下の引き出しは250円かかりますが今の計算には入れていません)

アマゾンに戻ります。これがまたまたややこしいです。
簡単なペイオニアを使うかワールドファーストを使うかで変わってきます。
もう計算ややこしいので割愛させていただきますが、ペイオニアの方が利便性は高いですが同時に手数料もかなり高いです。

そして送料。
このリールはアマゾンのページで発送重量を見ると390g。
仮にアメリカのカリフォルニアにこのままの重量で送れたとして、EMSで1,500円、eパケで1,085円です(eBay・アマゾン共に追跡付いた発送方法を推していますのでSAL書留なしは挙げていません)。

結局利益(ここではeBayで発送方法はeパケットとして)は、
9,907円-1,085円-7,681円(仕入れ)=1,141円。
eBayは後から手数料(今回は8.93ドル)が引かれますので、利益は約150円です。


チャリーンって感じですね。

アマゾンなんかでは薄利多売で売る商品もありますので利益150円で十分なのですが、ポカポカたくさん売れない、仕入れ値が8,000円近くする取引では割に合いません。


eBayだとヨーロッパや南米から落札されるかもしれません。
そうなると送料が高くなりますので赤字です。


ここまで手数料を細かく知る必要はなく、月単位・商品単位・地域単位などでグロスで計算すればいいですが、大きな勘違いはしないでほしいということです。


冒頭、「もう目を覆いたくなります」と書きましたが、「こんな事よう書くなぁ」という感想と、「これ信じる人もいてるんやろうな。。。」という感想です。

われわれ見る側もキチンとした目で情報提供者を精査しなくてはいけないということです。


輸出ビジネスは儲かります。
その方法は、正しいやり方を知って、実践し、工夫し、そして継続することです。


2016.02.17

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